1/23 「母親をアップデートせよ」 ーあれから、ちょうど1周年ー

こんにちは。

自称、「令和の田嶋陽子さん」こと、マコちゃん
愛息子・りんたろうくんと色々な場所にお出かけしているしほりん
深夜になると無性にポテチが食べたくなるすずきりえです。

今回は3人で手分けしてまとめました。

ド平日の渋谷にも関わらず、全国から母親と子どもたちが集まってきていた。

HUCの記念すべき一周年イベントのためだ。

このイベントのためにメンバーは数か月前から綿密な計画を立て、本業に加えて多量のタスクをこなしてきた。中には徹夜をつづけたメンバーもいたと後日談。

2019年1月23日からちょうどHUCは一周年を迎えた。

17時頃に会場に到着すると、既に受付も会場設営もほぼ終わっていて、会場には30人近いメンバーとその子どもたちで賑わっていた。イベントの開始時刻は18時半、すごいやる気だ。

会場内には、クリエイティブチームのみなさんの渾身の制作物がたくさん飾られていた。よく六本木の美術館とかで開かれる「〇〇展」の展示物レベルに思えて、本当にびっくりした。

そういえば受付で配布された袋も、大きめのイベントで配られている配布物だったなと、本当にびっくり。担当チームが異なると、他チームがどのように進めているか当日までサプライズだったので、あの期間でこんなクオリティの高い制作物が出てくるとは、単なるネットコミュニティのレベルを遥かに超えている。


準備しながら始まった一分ピッチリハでは、お着物を召したみいちゃんがめちゃくちゃ楽しそうに司会をしながら楽しい雰囲気に。

メンバーはみんな本当に緊張していて、そのあとはずっと「アメリカズゴットタレント※」の控室みたいな雰囲気だった。

※アメリカズゴットタレント・・全米で大人気のオーディション番組。参加者は人生がかかっているから、控室ではライバルの演技を見ていてプレッシャーがすごい、という描写がよくある※

開始時間になる前からもうQWSにはどんどん人が増え始めてかなり会場はにぎやかな感じに。

満を持して18時半になり、司会のNOWAさんから始まりのお言葉が。このイベントにはHUCメンバー以外にゲストをお呼びしており、まずはその紹介と一言をいただく。

最初のゲストは、花まる学習会の高濱正伸先生「母親同士が最も良い理解者。父親はしょせん宇宙人。この盛り上がりをぜひ全国に広めていってほしい」とのお言葉。


次にSLOW LABELの栗栖良依さん。栗栖さんは、HUCのプロジェクトをQWSで採択していただいた方で私たちの恩人。「渋谷は、よもやしたら男性やキャリア志向の人間ばかりになりそうなところだが、そこに母親という異質な要素を入れたら多様な社会を実現できるのでは、と考えた」と採択を決めた理由を語っていただいた。


ちょうどのタイミングでNewsPicksの佐々木紀彦さんが到着。「WEEKLY OCHIAIシーズン4では、女性にフォーカスしたシリーズにしていくので一緒に盛り上げていってほしい」とのこと。


続いて、シェアリングエコノミー協会事務局長の石山アンジュさんも到着。



最初のプログラムは、われらがCMO(チーフミックスオフィサー)のなつみっくすと振り返るHUCの1年。1、2の3で始めたコミュニティ、母親が0.2%ずつアップデート※していけば日本が変わる、と改めて振り返る。

※私たちHUCが大切にしている、毎日0.2%ずつでもアップデートして、1年続ければ200%のアップデートになるという理論。

何度聞いてもいい話だ。

この1年間でのイベント数は138、またアウトプットの4象限まとめの図を見て、なんというか恐ろしいほど活発すぎて本当に高濱先生も何度もおっしゃっていたが「何も言うことがない」状態。HUC無双の1年といっても過言ではない。


次はあの恐怖の1分ピッチ。恐怖、というのは私が出演する人間だったからの感想で、傍から見れば楽しいプログラムのはずである。

3人ずつ全12人がピッチをする。これも、最初に想定していた人数を超える参加志望者がおり、それも熱いのだが、最終的に想定人数を超えて希望者全員ピッチに立たせるという英断をなつみっくすが下したという運営側背景もあった。もう熱量すごすぎて怖い。

順番は事前にネット上のあみだくじで決めていた。

トップバッターはまさえ
HUCを通して自分が歌と踊りが好きと思い出したというアップデートを発表し、「私の歌、聞きたいですか?」となんと椎名林檎を披露。これはマジでやばい。トップバッターだよ?トップバッターがガチでシンガソングして場内がノリノリだよ?後続の私たちの焦りようったらなかったし、その瞬間に私は「まさえがナンバーワン!」と叫んでしまっていた。


2番手は、けいこさん
HUCの神ルール「誰も否定しない」は、「自分も否定しない」こと。その結果、「心がたくましくなった!」「星座の星のように、私たちも全然違う位置から、一つの未来に向けて大きな物語をつくっていけると思えることが一番のアップデート。」という素敵なアップデートのお話でした。


3番手は、りえさん
「母親が~~すべき」を変えていきたい!「母親は孤独じゃない。楽しい!」「アップデート伝道師になる」と心強い言葉に感動しました。


4番手は、ゆなさん
「母親だから~」をネガティブではなく「ポジティブ」かつパワーワードへ。抱っこひもでベビーを抱いて、「子連れても一分ピッチできる」と力強くアピ―ル。「日本の社会をアップデートしたい」一緒にアップデートしていきたいと強く思うピッチでした。


5番手は、あやねぇ
「脱常識!」の一言にすべてがつまっている。あやねぇ、かっこいい!「HUCの情報感度が高くて、自分の中の常識が崩壊した。人生の選択肢が増えた!


6番手は、令和の「田嶋陽子」ことマコちゃん
子どもを持つことで弱者になってしまった。「社会を変えないといけない」という強い問題意識がみんなの胸をうったと思います。そして、「そのために会社を辞めた!」という爆弾発言。令和の田嶋陽子にこうご期待。

7番目が、なつみっくす
「1人が100歩進むのではなく、100人が1歩進む」になる。「小さな一歩、自分の一歩が誰かの一歩がお互い影響しあっている。」『「一人一人が主役」そんな社会にみんなでしていきたい。』なつみっくすの想いがHUCに与えている影響は絶大だと改めて実感。感謝。


8番目が、ささのりさん
HUCに入ってお母さんたちのアップデートから影響を受けたのは「けがをして松葉杖生活ですらそこからアップデートしようと思えた」ということ。今後は、「困っている人にもアップデートを!」必要な人にアップデートの輪をひろげていきたいという思いに共感します。


9番目が、バーディー
未知なる領域へのチャレンジをした。「人生初のオンパレードークラウドファンディング、プレスリリース、チャリティライブ」もともと控えめキャラなのに、自己表現できたのは、HUCの神ルール「誰も否定しない」で成長。「HUCは、心理的安全性の高い空間」この空間を作り出しているなつみっくすに私も感謝したいです。ありがとう。


10番目が、NOWAさん

母親が本当の意味で自立。「~でなければならない」「何が正解だろう?」呪縛でいっぱい。このままだと子どもの人生を乗っ取ってしまう。自分と対峙して、私は「私のままでよい。」この自分を受け入れることって難しいけれどとっても大事ですよね。『HUCの活動を通じて、「いろいろなカラフルな自分でOKと伝えていきたい。」』


11番目が、飯田りえさん
我が家のモットー「幼少期は子どもたちと遊びつくす。8,6歳の子どもたちとアクティブに活動している。社会とつながりをもつ遊び、初挑戦のことをやってみよう!ビーチクリーニングを遊びに取り入れたり、インバウンドの人が所に泊まる」→「家族がチームになった。」こんな大きな変化が生まれたとのこと。素晴らしい経験のシェアが刺激的でした。


12番目が、あっこさん
仙台からの登場。「HUCからドアをあける勇気をもらった!ドアをあけることになって、年収2倍!」「東北の母親を勇気づけるコミュニティを!」「○○ちゃんママではなくて、あなたは、○○、私は○○という世の中にしていきたい。」私も自分の地域の母親を勇気づけることをしたいと思うような素敵なピッチでした。

最後に各ゲストの方から賞の受賞者を発表がありました。


高濱賞 この幸せなお母さんたちをつくった「なつみっくす」へ。↓



栗栖賞 自分を否定しないという難しいアップデートをした「けいこさん」へ。↓



アンジュ賞 自分が自信をつけるロールモデルになるような話だった「バーディー」へ。↓



佐々木賞 プロデューサー目線で、厳しいトレーニングしがいのありそうな「マコちゃん」へ↓



三つ目のプログラムは、HUCかるた発表

なつみっくすから、HUCの一年の活動で大切にしてきたことアップデートしてきたこと令和の母などのツイート400件から選び、30名以上のみなさんに協力していただき、HUCかるたが完成したこと、そして、そのかるたの一部の紹介がありました。

四つ目のプログラムは、ついにアップデートパネルディスカッション!!会場からの質問にゲストに回答をもらいながら対話していく時間。

会場からはたくさんの質問が。本当にたくさんの質問で、普通のイベントなら3-4人出も多いほうですが、今回は8人くらい質問を受け付けてがっつり対話できました!

このように、インプットだけでなくコミュニケーションにも時間をじっくりとれるところもHUCイベントのいいところ!

さらなるアップデートを目指す母親たちから質問の嵐でしたが、ゲストの方からいただいた主なコメントです。

・男性は「脱常識」とが思い付かない!無意識に言葉や態度、言動で女性を傷つけてしまうような生き物のため、男性にはその部分に気付いて欲しいと思う。


・夫婦で意識して出かける時間を作ることで、信頼関係が高まる


・母親アップデートを地方にも広げて欲しい。きっと地方の方がまだまだ声を大にしないと届かないことが多いはず。


・父親を最大の役目はたった1人の奥様をニコニコさせること!


・多忙な奥様にかける言葉として「仕事をやめればいいじゃん」ではなく、はり合わずにお互いを尊重しあうことが大事


ゲストの方から、「HUCのメンバーに聞いたほうが良い答えが出るのでは?」という質問もありました!笑

最後はそれぞれが持ち帰るアップデートアクションを検討し、イベントは終了しました。

懇親会ではメンバーそれぞれがウロウロしながら、HUCフラッグで写真撮影したり、久々に会うメンバー同志で対話をしたり、あっという間に時間が過ぎていきました!

最後に、、

イベントはみんなの思いがつまったあたたかい会となり、大成功となりました。

ただ、予定不調和なHUC!次から次へと新たなイベントがあるので、1歩1歩また新たに進んでいきたいと思います。

(ライター:マコちゃん、しほりん、りえ)




イベントの懇親会〜2次会の様子は、 ボイスメディアVoicy「母親アップデートラジオ」で放送中。NewsPicksの佐々木さんと、特別ゲストの産業医の大室正志先生へのインタビューもお聴きになれます。ぜひこちらもチェックしてみてください。

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母親アップデートコミュニティ

「母親を、もっとおもしろく。」 わたしたちは、自分を主語にし「誰も否定しない」つながりを醸成する中で、認め合い、学び合い、助け合うことで、自身と社会のアップデートを続けています。 こちらのサイトは 一般社団法人 母親アップデート( HUA )の公式HPに移行しました。