8/5 母親のカラフルキャリア(後半)

事務職の価値をアップデートしたい! 愛ある結節点を目指すキャリアママ、あやねぇです。


2019年8月5日 株式会社LiB本社にて開催された「母親のカラフルキャリア」イベント、後半のグループワークについてレポートします。


前半の、LiB松本さんと、ラッシュジャパン安田さんのトークセッションでは、

・責任のバーを下げない

・働くというフィールドに残る差別は、私たちの世代で断ち切る!

・開拓者として、次世代にバトンを渡す役目

・多様なジェンダーに活躍してほしいと願う会社の中で、経営側と社員の結節点になる

・過渡期を乗り切るために、互いにパートナーであるという考え方の下、じっくり対話する


などなど、パワーワードがぽんぽん飛び出したり、開拓者・結節点として心得や、市場価値を高めるための方法論など、息つく暇なくご教示頂いた1時間でした。

詳しくは、前半しょこたんの記事をご覧ください!

また、全体をギュギュっと網羅した内容は、なつみっくすの「のこぎりブログ」でご確認ください!


その後、1グループ4名前後に分かれ、各テーブルに1名LiBの社員さんにご同席頂き、個人発表に対し、プロからアドバイス頂きつつ、グループ内でモヤモヤを共有していきました。


事前アンケートにて「自身のモヤモヤ」を洗い出し、結果をもとにグループ分けされており、私たち第4グループのテーマは「自分らしく生きる」でした。


ご同席頂いたLiBのアドバイザーは坂口さんで、これまでに300人の女性のモヤモヤを受け止め解決に導いてこられた方で、今回も私たちのモヤモヤを、とっても広い心で受け止め、勇気づけしてくださいました。


そして、私たちのグループのモヤモヤはこちら。


◆外資系企業・マーケティング担当、一児のママ

一年前から外の接点を増やし、楽しい反面、会社にいると止まって見え、自分の成長が見えない。

ライスワークを惰性で続けている感じだが、自分の自由を手に入れるための「経済」が手放せないでいる。


坂口さんからのアドバイス

今の状況をプラスに捉える事をお薦めする。

ライスワークの話が出来る人は、今の収入に不満はない=稼げる力がある人。それをほめたい。

ライフワークが見つかっている人は少ない中、かなり前に進んでいる方。


<補足説明>

・ライスワーク(Rice-Work)

… 生活のために、ごはんを食べていくために働くこと

・ライフワーク(Life-Work)

… 仕事とプライベートは分けず、自分の使命と思える仕事で働くこと。



◆個人事業主・アロマ関連、一児のママ

仕事も家事も育児もがんばっているのに、夫が家事&育児に非協力的で、且つ会社員への転職を希望している中、進むべき方向が見当たらずモヤモヤ。結婚して以来何も家事をしなかった旦那がやっとゴミ捨てをしてくれるようになったが・・・


坂口さんからのアドバイス

自分でものごとを変えていく力がある人。

「ゴミ捨て」でもやるようになった事「0→1」に希望。少しづつ頼っていく。

多くの家庭では「金は出すから家事をして」という前提が多い中、「金も出さない、家事もしない」という過酷な状況にも関わらずよくがんばっている!



◆会社員・一般事務、一児のママ

・社会において「事務職」や「家事」に対する価値・対価が低い事にモヤモヤ。

これも過渡期問題だと思うが、「男は仕事、女は家事」や「男は営業、女は事務」的な昔求められてきた構図がそのまま。家事や事務はどれだけ早く正確にこなしても「当たり前」=「誰でもできる」=「安い」・・・この「当たり前」がどれだけ「すごい」のかを、正当に評価していく時代がきていると思う。

あと、2人目ほしい問題。キャリアの中断を考えると今の状態をキープするのが良い選択だと思ってしまうモヤモヤ。


坂口さんからのアドバイス

コンフォートゾーンにいるのに、それを飛び出そうとしているところがすごい!

2人目ほしい問題は、みんなが抱えている問題なので、一人で抱え込まないで。

ただ、2人目が!とか、事務職だから。とか、関係なく躊躇なく進んでほしい。



◆会社員・デザイン関係、一児のママ

モヤモヤが点在している・・・。

会社の環境が劣悪(生産性のない仕事の進め方、上司を尊敬できない、業界が衰退、悪気なく昔ながら)

今の仕事は好きだが、この状況で仕事を続けたいかは不明

2人目欲しい問題、今の仕事を辞めずにいた理由は、保障制度があるからだが、それがそこまでして守らなければいけないものなのか疑問。

保障は安定材料。出来れば二人目出産後、次ステップ「独立?」を考えたかったが難しそう。

救いは夫が協力的。自分より主婦業完璧。救われてる分、自分にプレッシャー。


坂口さんより

客観的・冷静に会社の状況を見れていて、責任感があり、本当は愛社精神が強い人

好きな仕事で上を目指してほしい。使命感の下、古い体質を変える!



以上が私たちのモヤモヤでした。

坂口さんのアドバイスが全部「最初に褒める」ところからスタートする点に感動!!

本当にありがとうございました!!!



ちなみに、他のグループの発表はこちら。


◆第1グループ 

転職についてのモヤモヤを共有

専門職・事務職それぞれいたが、お互いをうらやましく感じたのが印象的。


◆第2グループ テーマ「働く女性を取り巻く環境」

女性だから、母親だから、評価されない現状。

おじさんたちの評価は「ひどい!」という事を伝えていこう!

そして「どうして評価されないのか」「どうすれば評価されるのか」聞いてみよう!


◆第3グループ 

第1子、第2子問題色々あるが、制度が整ってない会社を宣教者的に活動しいく!

そして色々モヤモヤは出たが、結局答えは自分がもっている!という気づき。


◆第5グループ 

「低姿勢でいなければいけない人」「すごく言っちゃう人」と、自分にフィルターをかけてしまう事に対し、フィルターを外すために、協力者を得る、同じような人たちと群れるのではなく周りを巻き込む、組織を良くするために自分の考えを伝える


以上。


沢山のモヤモヤが飛び出し、共有し、共感することで、勇気づけられました。

そして私たちは、時代を変えていく “開拓者”としての結束が強まったのでした。


最後になりました、会場をご提供頂き、ご自身は当事者である!だからHUCのみなさんは同士である!と、伝えてくださった松本さんと、責任のバーを下げず、相手を信頼し愛の鞭と飴を上手に使い分け、私たちを包みこむような父性を注いでくださった安田さんに、心より感謝致します。



HUCライター:あやねぇ

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