8/5 母親のカラフルキャリア(前半)

近頃、娘(五歳)のなんでなんで口撃に、だんまりをきめこみそうな しょこたんです。

8/5(月)に行われた、「母親のカラフルキャリアイベント」のイベントレポ≪前半≫をお届けします!!


このイベントは、HUCの生みの親であるNewspicksが開催した【 Colorful Career 】というイベントに感銘を受けたメンバーが、「母親のキャリアについて考えるきっかけになるイベントをやろう」と企画しました。

同イベントにゲスト参加されたラッシュジャパン 人事部長の安田 雅彦さん、株式会社LiB 代表取締役 松本洋介さんをお招きして、渋谷のLiB本社にて開催しました。

(松本様、後方の富松様、大変ありがとうございました)


まずは、HUCイベント恒例の乾杯から…

コミュニティマネージャーなつみっくすのあいさつに続き振られた、吾等がCZO(Chief Zange Officer)兼お酒担当のえっちゃん。

「今日はお疲れさまでした!乾杯!」

といういきなりの宴もたけなわ感(笑)。

素敵すぎる乾杯のあいさつで、和気あいあいとスタートしました。


その後、再度なつみっくすから、今日のイベントコンセプトの説明がありました。

「キャリアを、自分事化しアクションにつなげられるものを持ち帰ろう!アウトプットファーストでいこう!!」

HUCメンバーの小倉 環さんをモデレーターに、ゲストお二人のトークセッションがスタート!


まずは、安田さん。


現場マネジメントうまくやっている「母親としての意識が高くなって戻ってきた人」へのマネジメントの仕方

・昔から一貫したポリシー責任のバーを下げない

・キャリアから脱線しないためにも、絶対にバーを下げない

・最初泣いていた

・制度だからいい?がんばってやっているのが自然に出るのがいい。容赦しない。



企業によっては、まだまだ男性的な職場が多い。自分が望まなくてもバイアスがかけられてしまっている人へのアドバイスを。

LiBは、ジェンダー問わず活躍できる会社を目指している。

一つの事例をお話したい。ママさん社員を応援したいと考えていた、とある企業の社長さんがいた。しかし、「がんばってほしいときに踏ん張ってくれなかった」という経験から、女性の働く意欲に懐疑的になってしまった。


近代には、もっと不平等な時代があり、そこから、さまざま権利を勝ち取って、様々な不平等は解消されてきた。ただ、働くということはまだまだ歴史が浅い。

僕たちの世代で、働くこと・男女というものを平等にしていく。次の世代にその課題は残したくない。これが、時代の役割だと感じている。


僕と皆さんは同士だと思っているので、同士としてお願いしたいことがある。

一つは、理解ある会社に入って理解ある環境で働くのではなく、宣教師、イノベーターになってほしい。

まずは、「ママが活躍することを望んでいますか」と会社に聞いてほしい。それは、管理職数などではなく、「本当に、多様な働き方を受け入れるつもりがあるか」ということ。それがノーな会社は辞めるべき。


みなさんには、「結節点」になってほしい。決定はトレードオフ。49対51で意思決定をしたとした、同程度の可能性で別の選択肢を取るべきであったとしても、選んだ選択肢を正解にしなければならない。

経営のトレードオフを、現場の言葉を使って伝えられる人が必要になる。会社側に、一人腹を割って話せるママが必要だ。

みなさんには、この「結節点」になってほしい。



「結節点」になるために必要な振る舞いと処世術

みなさんと話していると、会社と社員は、初デートみたいなよそよそしさと感じている。お互い本音では「活躍してほしい」「活躍したい」と目指すところは同じ。

男性だって子どもはかわいいので、あまり育児というものを押し出さない方がいい。

その中で、変数と定数、変えられるものと変えられないものがある。それを見極めながら発信していってほしい。


外資系の労働組合がない会社に努めてきた。会社と従業員の間で、人事が機能していたから。目指すところが一緒。この会でやったようなことを、持ち帰って会社で共有するといいと思う。まずは経営の意思を実現するためにという線で、会社と対話することが必要。

対話には日常会話が大事で、その中で自分の希望を出していく。良好な人間関係の維持は、目標達成より大事だと考えている。



次は、松本さん。


この場は素晴らしいと思う。

母親だけで固まることで排他的になってしまうこともあるので、閉じていかないでほしい。自身は、女性が仕事になると不幸になるんだと思っていた。

ところが社会に出てみると、女性は男性とともに、結果を求められることに気がついた。


生まれた時代の問題なんだと感じた。属性で絞っていくのではなく、このテーマに興味がある様々な属性の人を巻き込んでほしい。それがムーブメントにつながる。

ママが働きやすい職場は、みんなが働きやすい。



共働きがハッピーになるには

対話が必要!対話のない結論は軋轢を生む。

相手を変えるより、人の手を借りよう!



自分の市場価値を高めていくには

市場価値は相手が決めるもので、レア度、将来性という客観性が必要。

自己紹介をするときに使うような「タグ」の掛け算をしていくことが大事だが、その中でレア度、将来性という要素を加味してタグづけしていくことが大事。


一度、「職務経歴書」を書いてみるべき。

まずは書けることがあるか、どんなことが書けるか、そしてこの自分を自分は雇うか、という視点で考えてみる。さらに踏み込んで、面接を受けてみることもいいと思う。

話すことで自分の中の棚卸ができるし、相手の反応で今どきのマーケットバリューを知ることができる。


「職務経歴書に書けることがあるかな。自分は大したことをやっていないや。」というのが女性の特徴。女性は自己肯定が弱めなので、他者肯定をしてもらう方がいい。



トークセッションまとめ

安田さん「がんばれ!一緒にがんばろう」

松本さん「一緒に時代を変えていこう。対話をしていくためにも、自分の強みはどこにあるのか、自信を持って言えるようにするといい」


安田さん、松本さん、ありがとうございました!

「母親のカラフルキャリア」イベント前半のトークセッションでした。


後半あやねぇの記事に続きます!



HUCライター:しょこたん

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