11/21 母親をアップデートせよ in TWDW


こんにちは。イベント大好き おだまいです。昨年は3つのイベントを観に行ったTOKYO WORK DESIGN WEEK (TWDW) に、なんと今年はHUCが1枠頂いたと聞いたときには、興奮しました!


TOKYO WORK DESIGN WEEK (TWDW)は、7年目を迎えた「働き方」の祭典。毎年、勤労感謝の日前後の期間に、様々な「働き方」についてのイベントが行われています。


HUCがTWDWイベントをすることになった経緯、当日のレポは、HUC コミュニティマネージャなつみっくすの「のこぎりブログ」もあわせてご覧ください。


では、11/21 渋谷ヒカリエで開催された「母親をアップデートせよ in TWDW」パネルディスカッションのレポートです!


パネルディスカッション 登壇者

・松本 洋介 さん

株式会社LiB(リブ)代表取締役CEO。日本初のキャリア女性向け転職支援サービス「LiBzCAREER」を立ち上げ、現在では転職支援事業を主軸に、「女性のライフ&キャリア支援」を展開。


・千葉 祐大 さん

株式会社グースカンパニー 取締役。「日本愛妻家協会」や「一般社団法人Papa to Children(PtoC)」等、複数のコミュニティに所属。


そして、HUCから、コミュニティマネージャーなつみっくすと、ソーシャルアクティビストの さおたん、合計4名です。



今、モヤモヤしていることは何ですか?

参加者の皆さまに、「今、モヤモヤしていることは?」書いて頂き、隣の人とシェアしてからパネルディスカッションが始まりました。


女性の転職支援をされている松本さんの知識と経験が豊富。参加の皆様、うなずきまくり! 一部ご紹介しますね。


「モヤモヤ」は、自分起因ではなく、構造的問題

男女とも、個人の不安が増している時代。みんな不安で、必ず起こるもの。特に女性の場合は生物的起因(PMS含め、妊娠、出産など)もある。

他にも、構造上仕方がないもので、自分では何とかできるものではない。それなのに「自分に起因する」ものだと思い込んで悩んでしまっている。



モヤモヤ解決法「内観と壁打ち」

解決するには、悩みが特定できるかどうか?が勝負。分からないからモヤモヤする。

特定できれば、どうしていけば良いのか?具体的な課題が見えてくる。そのための「モヤモヤ解決法」が2つ。内観と壁打ち。


「内観」ノートにキーワードなど書き出していく。

「壁打ち」誰かに聞いてもらって整理していく。


ここで、千葉さんが、「家庭で壁打ちをしているけれど、上手くいかない。」と質問。

松本さんは「それは、壁に話しているのに壁が話しちゃったってこと」と解説されていました。

相手が共感を求めているのか、解決をもとめているフェーズなのか、見極めながら壁になる必要があるそう。


モヤモヤ事例「男性の育休が取りにくい会社」

参加者が書いた「もやもや」についての色紙に「男性の育休が取りにくい」会社に対するモヤモヤがありました。

それに対して、松本さん。女性は、選択して悩む、わざわざ悩みをつくることがある。

男性育休については、変えられるように思うかもしれないけれど、実際は個人の力で変えられないこと。


変えられない、不変なことは諦める。これは悩みではなくて、「興味があることであり、趣味」である。

それを聞いた「男性育休が取りにくい」と色紙に書いた参加者は、「趣味です!」と笑顔になり、会場は一気に和らいだ雰囲気になりました。



好きなことを仕事に? Canを高めよう

仕事の大前提として

「好きなこと」は、お金を払ってすること。

「仕事」は、相手に求められたことをすること。

自分が、何を一番求められているか?知って、高い価値で与えていく。


仕事には「Will, Can, Must」があって、Will の卵がCanである。

Must=しなければならないこと(会社で指示される業務など)は分かりやすいけれど、Willが問題。

Will(=していきたいこと)は何か?ないとダメ?と、余計なモヤモヤを作ってしまっている。Willは、まやかし。憧れが変わると一気に変わる可能性がある。

Can(=求められて、できること)が大事。求められるようになると、評価を高めてくれる。活躍できること=好きなことになっていく。Canから、Will(したいこと)ができていく。


フリーランスのモヤモヤ

会場は、会社員・育休中の方が多かったのですが、フリーランスや他の働き方をしている人も。登壇のさおたん(会社経営)の色紙に書かれたモヤモヤは「1カ月後の生活が分からない」。

松本さんは、「稼ぐためにフリーランスになったのか? やりたいことをするためにフリーランスになったのか?」 動機を整理してみると良い。モヤモヤでなくて、楽しんでやっているなら趣味、と回答。

さおたん「趣味でした~。」と笑顔になりました。

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以上でパネルディスカッションが終わり、参加者の皆様が母親アップデートかるたを書いて発表。笑顔で盛り上がって、終わりました。


松本さん、千葉さん、TWDWの皆様、参加者の皆様、ありがとうございました!



HUCライター:おだまい

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