10/6 えなの部屋in仙台 アドラー心理学勉強会 開催

 こんにちは。1歳と4歳の娘の子育てに奮闘中、まこちです。

10月6日(日)に仙台で開催した「出張!江奈の部屋in仙台 アドラー心理学 プチパセージ」の様子をお伝えします。

北村江奈さんは、現在、秋田の田沢湖で民宿を営む傍ら、アドラー心理学に基づく子育ての方法を伝える活動をしている方です。

江奈さんのブログはこちら

今回は、秋田から北村江奈さんをお招きし、アドラー心理学に基づく子育て育児コース「PASSEGE」のお試し版である「プチパセージ」を行いました。

まず最初に、江奈さんから「将来、子どもがこんな大人になってくれたらいいなぁ、私の子育て、100点満点ではなかったかもしれないけど、まぁまぁ及第点でいいんじゃない?って、どんな大人になってくれたら、そんな風に感じられますか?」と質問がありました。

・のびのびと自分らしく生きてほしい

・自由に人生を選択していってほしい

・笑顔あふれる人生を送ってほしい…

など、参加者それぞれの思いを共有しました。


次に、アドラー心理学における子育ての目標について、教えてもらいました。

アドラー心理学では、子育ての目標を行動面と心理面の2つで考えていて、

〈行動面〉

①自立する

②社会と調和して暮らせる

〈心理面〉

①私には能力がある

②人々は私の仲間だ

となっているそうです。

これらを踏まえて、参加者のお子さんの具体的な行動を例に、どうしたら子どもが「私には能力がある」「人々は私の仲間だ」と思えるようになるか、どう勇気付けできるかをみんなで考えていきました。

子どもの、ちょっと困った行動(=不適切な行動)をしたときの状況と、それに対するお母さんの対応を、江奈さんがとても詳しく聞き取りをしていたのが、印象的でした。

そして、その場面をロールプレイして、みんなで子どもの気持ちを考えたり、その中にある素敵な行動(=適切な行動)を見つけたりしました。

一見、困ったなぁと悩む場面でも、よくよく子どもの言動に注目すると、子どもの素敵なところがたくさん見つけられるようになりました。

子どもの素敵な所を見つけつつ、「どうするといいかな?」と、子どもと一緒に解決策を考えていくことで、子どもは

「お母さんは私の味方なんだ!」

「私にも解決する力があるんだ!」と

勇気づけられていくそうです。


また、思春期を迎えた中学生に対する母の対応についての事例もあり、そちらは、妻と夫に置き換えて考えてみると、とてもよく分かり、「まさにコレだー!」と参加者から思わず声が出ていました。


今回は、2歳〜中学生までの子どもをもつ、お母さん11名が参加しました。

中学生を子にもつお母さんは、「懐かしいなぁ」と昔のことを思い出したり、小さい子をもつお母さんは「大きくなったら、こんなことがあるんだなぁ〜」と知ることができ、お互いにとって、とても良い時間になったようでした。

また、早速実践してみて、とてもよかった!という嬉しい声も届いています。


「勇気づけ」という、とっても素敵な方法で子育てができたら、親子共々、幸せな時間が過ごせるのではないでしょうか。

私自身も、これから、子どもに寄り添った関わり方を目指していきたいなと思いました。


講師の江奈さん、ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。



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