*無礼な人にNOと言う44のレッスン チョン・ムンジョン (著) 幡野 泉 (翻訳)
韓国で37万部を突破した(コメント書かれた8月末現在)本だそうで、韓国3大ネット総合第1位、と帯には書いてある。
「私たちは日常生活の中で無礼な人にたくさん出会う。心の距離を推しはかることなく、突然こちらに踏み込んでくる人がいる。そんな人たちにうろたえず、「マナー違反ですよ」と知らしめる方法はないだろうか?…本書で私が伝えたいのは、まさにこのことだ。」
ああこれは本当にいい本かもしれない。よくある自己啓発本やハウツー本とはちょっと趣が違う。著者の素顔が見えるというか。compassionを感じます。そっと慰められる感じ。
韓国語のタイトルの直訳は「無礼な人に笑顔で対処する方法」だったそうです。
日本語タイトルが「無礼な人にNOという44のレッスン」となっているので、この本を読み終わったらいろんなノウハウをマスターできるかもと期待させるけど、実際はハウツー本というより、エンパワメント本というか、女性へのエール本という感じです。
「『いくらなんでも、これはないんじゃないか』と、誰かが声をあげたとき、世の中は少しずつ変わっていく。」
「『みんなそうなんだ』『こんなものだよね』と言うのはやめて、常識から逸脱した慣例からは目をそらさないようにしょう。そう決心すれば、この世は本当によくなっていくだろう」
明日も頑張ろっと😉
(メンバーSさんレコメンド文より)
そして、その流れで、こちらもOさんからレコメンド↓
*NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法 マーシャル・B・ローゼンバーグ
ワークショップなどもやっているそうです。
Sさん「N V Cとは「N o n v i o l e n t C o m m u n i c a t i o n 」の略称なのだが、それはつまり「過酷な状況に置かれてもなお人間らしくあり続けるための言葉とコミュニケ ーションのスキル」なのだという 。
まだ読み始めたばかりでそれが何かは私にはまだわからない。
ただ「過酷な状況に置かれてもなお」人への思いやりを忘れず心穏やかに過ごせる方法があるのなら私は知りたい。」
Oさん「私は第5章の「自分の感情に責任を持つ」というのが、すごく腹落ちというか、ああ、そういうことだよね、と自己解放があった。「アンガーマネジメント」とか「感情コントロール」って理屈やスキルはわかっていても、そのマネジメントとかコントロールの持つ意味が人の行動を抑制させたり停止させたりする。だけれど「自分の感情に責任を持つ」って感情を自律させるということだな、と。その感情を持つことは悪いことではない、むしろ有り有りとインサイトして自己認識して、どう表出させるのか。
日本は職場におけるアサーションの本はたくさんあるけれど、この本は世界のあらゆる葛藤・対立場面での主人公たちの感情が構造的になっているのが興味深かった。
著者の人の在り方に触れて、言葉は人格を作るというのを思い出した。」
NVCカードというのがあり、それを活用されているという方もおり、また身近なところでNVCのワークショップを開催しているという情報もありました。
本を読んで、興味を持たれた方は、更なる探求に結びつきそうな、
世界を広げてくれる本の紹介でした。
母親アップデートコミュニティ
「母親を、もっとおもしろく。」 わたしたちは、自分を主語にし「誰も否定しない」つながりを醸成する中で、認め合い、学び合い、助け合うことで、自身と社会のアップデートを続けています。 こちらのサイトは 一般社団法人 母親アップデート( HUA )の公式HPに移行しました。
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