なつみっくす(すずきなつみ)
HUCコミュニティマネジャー・CMO(チーフミックスオフィサー)。外資IT企業でマーケティングを担当。四歳の男の子の母親。
ーHUCメンバー紹介、最初はHUCコミュニティマネージャーのなつみっくすです!
「家事・育児は母親がするもの」と思っていた半年前。
子どもが4歳になるまで、ざっくり割合で言うと、「8-2」 の割合で負担していました。家事・育児の8割が私の担当、夫が2割くらい。夫には、保育園の送りをお願いしていた程度ですね。
世の中で思われている感覚だと、「基本的に家事・育児は、母親がするもの」になっていて、自分の中でも勝手にこのイメージに縛られていた気がします。
世間では、父親が3の割合をしているだけでも「スゴイ」と褒められるけど、母親が残りの7割をやっているのは「当たり前」に思われてしまうことにも、少し違和感を感じていました。
今は、夫との家事・育児の割合をなるべく「5-5」に近づけられるようにしています。
仕事を辞めようと思ったことも。
仕事をやめようか悩んでいた時があって。会社では、30歳くらいで辞めてしまう女性が多いんですよね。ロールモデルがいないというか、女性管理職は1割もいない。10年間増えていなくて、むしろ少なくなっているんですよ。
子どもが熱をだしたときは、病児保育か、私がリモートワークをするか、私の母親に預けるか。「夫が仕事を休むよりは、私が休むほうがいいんじゃないか。」と考えてしまうんですよね。きっと同じ思いをして仕事をやめてしまう方も多いのではないでしょうか。
そのときに、収入で権利を得るのは違うと思うんですけど、家庭にいれる収入を「5-5」にすれば、もっと自分の中でも負い目なく、家事・育児の分担を「5-5」で考えられるのではと思いました。
それまで家庭に入れる収入は、「6-4」くらいの割合だったと思うけど、なんとなく自分の中でも、「家事・育児=母親」のイメージに縛られてしまっていて...。
「5-5」にしたことで、自分の中でも負い目なく、分担できるようになった気がします。
ワーキングマザー3年目、自分の生き方を模索。
新卒から入社した会社に勤めて16年、ワーキングマザーとして3年働いたときに、自分の生き方や働き方を考え直しました。
そこで、「今までやっていなかったブログをやってみよう」と、2018年9月末にはじめました。自分を再構築するきっかけの一つとして、また、始まりの一歩になれば良いなと。
ブログを書き始めたら、インプットをしたくなり、イベントに行くようになりました。それまで「夜は子どもをみる時間」と思い込んでいて、出かけようともしていませんでした。周りに夜出かけるような母親もいなかったんですよ。
自分のやりたいことは? くすぶりから抜けたとき。
ブログをはじめて約2カ月。まだくすぶっていて、「自分のやりたいことは?」「自分の人生とは?」「働くってなに?」漠然とした不安がありました。
その時に、合宿がふと目に入って...。尊敬する伊藤羊一さんが塾長のYahoo!アカデミアの合宿、石巻、密度の濃い対話という貴重な機会を逃すわけにはいかない!「CHANGE MAKER になろう」というタイトルにもピンと来て、自分を見つめなおしたいと思いました。
それが、合宿の10日前くらい!「今申し込むしかない!」と、2泊3日だけど、仕事も家庭も「調整できるでしょ!」と勢いだけで申し込みました。
夫には「私は合宿に絶対行く!」というトーンで伝えてから、調整しました。正直、好意的ではなかったけれど、フラットな対応だったかな。
それまでは、こういうイベントにすら気が付かなかったと思います。合宿では、自分の過去を振り返かえって内省し、参加メンバーや被災者の皆さんと、じっくり対話をしました。
そのことから、自分が世の中に抱えていた課題として「もっと女性が活躍できる社会をつくりたい!」という想いが大きくなって。
最後に「この気持ちに共感してくれる人を集めてムーブメントを起こしたい」という宣言をしました。
・自分を見つめ直したYahoo! アカデミア合宿。
WEEKLY OCHIAI 観覧、母親アップデート!
合宿翌月の1月に、WEEKLY OCHIAI 母親アップデートの回を観覧しました。この時には、夫と家事・育児の割合を5ー5に近づけるようにしていました。
番組では「母親=家事・お迎えからの脱却」を質問し、落合さんから「Googleカレンダーでタスクに落とし込む」とお答えいただいたきました。家事・育児をシフト制にしようとしていたので、トライしている自分に少し自信が持てました。
・当日色紙に書いていた自分の課題。
モデレーターの佐々木紀彦さんから「この母親でコミュニティーを作ってもいいんじゃないですか。だれかコミュニティマネージャーやりますか?」と提案があり、勢いで手を上げました!
ブログをはじめて、外に出るようになって。最初の一歩は小さく、徐々に歩幅を大きくする感じで、だんだんとやりたいこと、できる幅が広がってきた感じです。
「無敵の、つながり。母親を、もっとおもしろく。」を広げたい。
「家事・育児は女性がするもの」という前提を変えて、未来を広げたいんですよね。仕事ではガラスの天井を感じたり、女性の活躍が制限されているな、と思ってしまうようなこともまだまだ沢山あります。だから、本気でもっと女性が活躍できる社会を作りたい。
そのために、HUCに熱い想いを持って集まったメンバーと一緒に「無敵の、つながり。母親を、もっとおもしろく。」を広めたい。
5月16日に開催した「母親が向き合うべきメンタルヘルス」のイベント、7月6日の「子連れ100人フェス」の開催や、そのクラファンを立ち上げていくことで、もっと想いを広げたい。
やはり、自分自身がアップデートされることは、すごく重要だと思っていて、それがHUCのみんなにも伝染していくのを実感しています。
母親アップデートコミュニティ
「母親を、もっとおもしろく。」 わたしたちは、自分を主語にし「誰も否定しない」つながりを醸成する中で、認め合い、学び合い、助け合うことで、自身と社会のアップデートを続けています。 こちらのサイトは 一般社団法人 母親アップデート( HUA )の公式HPに移行しました。
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